2009年7月2日木曜日

「CDS」は完全に禁止せよ

CDSは、債券で売りポジションを取るのに便利な手法だが、リスクとリターンの非対称性は逆方向に作用する。CDS契約を買って債券を売り立てると、リスクが制限される一方、潜在的なリターンはほぼ無限大になる。一方、CDS契約を売ると、利益は制限される一方、実質的に無限のリスクを抱えることになる。この結果、CDSを買って債券を売る投機が盛んになる。これは取引の裏づけとなる債券の価格に下方圧力をかける。 Credit Default Swapは保証料と引き換えに信用リスクを移転するデリバティブですが、リスクとリターンが反比例するため、無責任な取引を生む土壌だと理解されます。債権回収の保証をかける側が回収できない方が良いと判断するのでは何のための保証か分からなくなります。高い報酬を得るための売上げ至上の考え方、責任の転嫁、対応できない金融当局、これらが現在の金融危機の元凶ではないでしょうか。 今後の歯止めはできているのか不安になります。

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